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「ArgosView」がパナソニック製「i-PRO EXTREME」の H.265コーデックに対応



「ArgosView」がパナソニック製「i-PRO EXTREME」の
H.265コーデックに対応

高画質化が進む監視カメラ映像を効率的に録画・伝送

パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社の連結子会社であるヴイ・インターネットオペレーションズ株式会社(以下 VIO)は、映像監視システム「ArgosView(アルゴスビュー)」を、パナソニック株式会社製ネットワークカメラ「i-PRO EXTREME」シリーズで採用されている最新の動画圧縮規格であるH.265に対応いたします※1
これにより、今後一層の高画質化が進む監視カメラ映像を効率的に録画・伝送できるようになります。

国内監視カメラの高画質化によるコスト肥大化と通信・機器への負担

近年、国内映像監視市場においては、監視カメラの高画質化が進み、現在主流となっているHD、フルHDに加え、4K対応監視カメラも続々と登場しています。
しかし、高解像度の映像を従来の動画圧縮規格であるH.264で録画・伝送した場合、録画用ストレージや通信リソースにかかるコストが増大することが考えられます。また、ネットワークや端末への負荷が高まり、監視運用の安定性が失われる可能性があります。

ストレージリソースやネットワーク伝送のコストと負荷を削減

パナソニックのネットワークカメラ「i-PRO EXTREME」シリーズは、被写体の動きや顔、光量などのシーンを自動識別する高い映像識別性能を有すると同時に、H.264に比べ高いデータ圧縮能力を備えた最新の圧縮規格であるH.265が採用されています。
VIOの映像監視システム「ArgosView」は、「i-PRO EXTREME」全機種に対応しています(2018年5月28日既報)が、「i-PRO EXTREME」で採用されているH.265には未対応でした。今回新たにこれに対応することで、映像監視コストの削減に加え、録画機器やネットワーク伝送の負荷の軽減を実現します。特に中規模~大規模環境下においては、より大きな効果が期待できます。

 

<H.265コーデック対応のメリット>
・大規模環境下や高画質カメラでの録画時にストレージリソースの大幅削減を実現
・ネットワーク伝送の負荷を低減することで3Gや4GLTE環境下でも低コスト運用を実現
・カメラ内蔵のSDカード録画時※2 もデータ容量不足の不安が減少

 

<H.265圧縮方式について>
ISO/IECのMPEGとITU-TのVCEGによる研究開発チームJCT-VC (Joint Collaborative Team on Video Coding) によって提案された動画圧縮規格のひとつで、従来の圧縮方式であるH.264より圧縮率を高めることが可能です。これによりネットワーク伝送の効率化やストレージリソースの低減が可能になります。

 

※1  他社製ネットワークカメラで採用されているH.265コーデックには現在未対応です。  
※2 ネットワーク断絶時、一時的にカメラ内蔵のSDカードに録画データを保存し、復旧後に自動転送を行うオプション機能です。