パナソニック ネットソリューションズ 4年連続で国内VMS市場シェアNo.1を獲得
パナソニック ネットソリューションズ 4年連続で国内VMS市場シェアNo.1を獲得
公共・製造分野の需要増と積極的なソリューション開発により実績を拡大
パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社の連結子会社であるパナソニック ネットソリューションズ株式会社(以下 、 パナソニック NETS)は 、 株式会社富士経済(以下 、 富士経済)の調査※の結果、国内VMS(ビデオ・マネジメント・システム)市場において2019年シェアNo.1(金額ベース)を獲得したことを発表します。
パナソニックNETSの映像事業は、パナソニック株式会社(当時の松下電工株式会社)の社内ベンチャー企業[旧ヴイ・インターネットオペレーションズ株式会社(以下、VIO)]として1996年に創業し、映像監視システム「ArgosView」を中心として、さまざまな分野で映像ソリューションを展開してまいりました。また、2019年4月には、映像監視の市場環境が変化を迎えるなか、お客様の更なるニーズに対応するため、パナソニックNETSとVIOの経営統合※2を行うことにより体制を強化いたしました。
2019年は、新体制の下で事業を推進する中、主力商材である「ArgosView」については、交通、エネルギー施設などの社会インフラに加え、工場への導入が増加しました。またクラウド録画サービス「Ciero(シエロ)」についても、大手家電量販店の上新電機株式会社様へ、顔認証AI技術との組み合わせによる「従業員手荷物検査クラウドサービス」の導入が決定するなど※3 、大口企業様を中心に実績が拡大しました。
この結果として、市場シェアは昨年度比1ポイント上昇し、36%(金額ベース)を記録。4年連続シェアNo.1を達成しました。
パナソニックNETS HP 「ヴイ・インターネットオペレーションズ(株)との経営統合について」
http://pnets.panasonic.co.jp/mf/wp/wp-content/uploads/2018/11/20181112.pdf (2018年11月12日)
国内VMS市場を含む映像監視市場におけるニーズは、従来の“監視”“録画”という基本機能から、さらなる映像活用へと発展しつつあります。これを受けて、パナソニックNETSは「ArgosView」の持つ“つなぐ”機能を強化すべく、画像解析/AIベンダとの協業を積極的に行ってきました。その他にも、設備センサとの連
携による災害の自動通知や、警備システムとの連携による省力化など、映像監視の高付加価値化を推進してまいりました。
一方で、2019年にはクラウド録画サービス「Ciero」を活用した手荷物セルフ検査サービスのリリースに加え、一斉値下げを行うことで最低月額1,200円での利用が可能にするなど、顧客ニーズに応じた映像サービスを展開しております。
今後、パナソニックNETSはトップシェアベンダーとして、映像活用の需要が拡大することを鑑み、より簡単に、より便利に利用できる映像ソリューションを展開することで、お客様が抱える実課題解決に貢献してまいります。