先週は鉄道技術展でバタバタしていましたので、月曜日更新です。
最近では、画像解析の発展によって、置去り荷物や混雑状況の検知が可能になっています。それに伴い駅のセキュリティ対策もどんどん自動化されています。
そんな展示を見ながらふと思ったのですが、AIやディープラーニング、センサなどの技術が発展して、多くの仕事が自動化された世界ってどんな世界だろうか。よく無くなる仕事があるというけれども、人間に期待される行動ってなんだろうか…と考えてみました。
ひとつは、現場に寄り添うことではないかと思います。
例えば、判断を誤っている部下に対してその場で指導するか、それとも誰もいないところでタイミングを見てそっと諭すか。その瞬間の判断は、コンピュータには非常に難しい気がします。
また、いままでラーニングされたことの無い新しい仕事に取り組む場合、その瞬間を解決するのはやはり人ではないでしょうか。
現場に寄り添い、今までになかった新しいことを生み出し、その瞬間を解決する。
その領域は、未だ人に大きく依存する部分があると感じています。