先日、とあるお客様のインタビュー取材に立ち会いました。
現地に到着すると、明らかに雰囲気がある年配のカメラマンの方がいらっしゃいました。
聞くところによると、わざわざPanasonic製の撮影用カメラを用意してくれたとのこと。
一般的に特定のカメラにこだわる人が多いそうです。
しかし、今回のカメラマンは様々なメーカーを使えるベテランの方ということでした。
大きなカメラを見せてもらうと、Panasonic製の本体に他社メーカーのレンズが接続されていました。
カメラマンの方がおっしゃるには、
「メーカーどうし割と仲良くて、くっつけることができるんだよ。」
とのこと。
その時はっとしました。
この方にとっての“格(核)”は「良いシーンを撮る」ということであって、
どのメーカーを使うかは、柔軟に変えることができる部分なのだということです。
この2つが反対になると大変なことになります。
決して曲げることのない部分をどこに置くかが、その方の“人格”を決定づけることになるのだと思いました。